2016年7月22日
7月22日 子供職業ナビゲーター 奥 貴美子さん

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ゲストはクッキー先生こと奥貴美子さん。2014年に「親子キャリアラボ」を設立して子ども就職ナビゲーターとして進路・職業選択に悩む子ども達、保護者や教育者へ向けて独自のメソッドを伝えています。
子ども職業ナビゲーターは子ども自身、また親では気づきにくい才能を発見し、自分らしく生きられるように導いていきます
世の中には数え切れないほどの仕事があるにもかかわらず、子ども達はそれを知ることなく学校を卒業し、なんとなく職業を選択していくのが現状です。様々な媒体で情報が発信されているとはいえ、大人になる前に知ることの出来る職業はほんのわずかなのかもしれません。
「知らないことは選ぶことは出来ない」といわれた奥さんの言葉は印象的で、存在さえ知らない仕事に就きたいと思うはずありませんよね。子ども時代に様々な生き方や価値観、職業に触れることでそれぞれの個性や才能によりマッチした仕事を選ぶことが出来るのです。
奥さん自身もご両親の考え方や環境によって選んだ仕事が、本当の自分にはあわず悩んだ時期を経験されています。本来の自分をしっかり理解出来てなかったこと、また職業に対しての理解も浅かったことが原因と考えられました。
これまで経験してきたキャリア、多くの人と接することで自己理解や他己理解を深めることにつながり、また現代社会で活躍している人達、偉人といわれている人物の幼少期の環境を分析することで奥さん独自の「13×5の視点」メソッドを作り上げました。メソッドをベースに個別・グループ指導まで日々コーチングに務めます。最初は自分の強みが言えなかった子どもも、投げかけられる質問を考え、答えていくうちに自分の強みを言葉で伝えることが出来るようになる。そんな姿を見るたびに子どもの持つ可能性、能力をもっともっと引き出していきたいとの思いは強まります。すべての子ども達の未来を本気で考えるクッキー先生の活躍からこれからも目が離せそうにありません。

7月25日、26日、27日
周防大島にて「サマーキャリアスクール」開催
親子キャリアラボ http://oyako-career.works
子どもキャリア教育広島 http://ameblo.jp/nanokamarika

2016年7月15日
7月15日 映画館支配人 桑原由貴さん

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広島市内にある劇場、サロンシネマ、シネツイン、八丁座は私もお気に入りの場所。ゲストの桑原由貴さんはその劇場の支配人です。
映画「アメリ」主人公を彷彿とさせる雰囲気と、タレントの山口もえさん似の語り口調がとても魅力的な女性です。
映画館での役割は掃除から問い合わせ、接客、スケジュール組み、映画会社との連絡など様々で3つの映画館を行き来しながら忙しくされています。
桑原さんが映画館に勤務することになったのは、映画が好きだったことはもちろん劇場の雰囲気や上映する魅力的な作品の数々、そして受付の人柄が素晴らしく「サロンシネマでのお仕事は羨ましく憧れです」と自ら伝えたことがきっかけでした。その後アルバイトとして雇われ、社員になり14年目。これまで八丁座のオープンや鷹野橋のサロンシネマ建物老朽化に伴った新築リニューアルオープンなど街中映画館の転換期に携わったことも桑原さんの映画愛、劇場愛が深まっていった要素のひとつといえます。
「シートが主役」とこだわったソファは、地元広島の老舗家具メーカーの協力により座り心地、大きさなど思い通りのものに仕上がりました。今や映画のみならず劇場ファンも急増中です。
またお客様と映画の話が出来るように上映される映画はなるべく鑑賞、営業後も上映作品の選別やスケジュール組みのためほぼ毎日映画を鑑賞。映画の専門店としてアマチュアの心も忘れることなく、どんな時も映画を楽しむことをスタッフ皆で心がけています。
映画は観た場所で違うもの、観たあとの余韻に浸れる環境作りを大事にし、お客様にとって来れば元気になれる場所にしていきたいと熱く語ってくださいました。
この夏も話題の映画が目白押しです!
広島の映画館 サロンシネマ、シネツイン、八丁座 上映スケジュール等
http://johakyu.co.jp/

2016年7月 8日
7月8日 染色型絵染作家 山城直子さん

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ゲストは染色型絵染作家として福山市で活動する山城直子さん。これまで新匠工芸会の会員として数々の賞を受賞されてきましたが、この度2015年度日本伝統工芸展でも見事初入選をはたされました。
神戸で生まれた山城さんは幼い頃から絵を描くことが大好き、家にあるすべての紙がお絵かき用になり常に紙不足だったほどです。お父様の転勤に伴って暮らした3年間のニューヨーク生活でも美術学校に通い学ばれ、帰国後は多摩美術大学美術学部日本画科に入学。日本画家としての道を目指していたものの伝統工芸作家の手伝いに行ったことがきっかで型絵染の世界を知ることになりました。
型絵染とは、もともとは沖縄紅型の技法が本土で発展したものではないかと言われています。デッサンした絵柄を型紙に彫り、型紙を布の上にあて米糊を置き染色すると彫った模様が布地に残るという染色技法。ハンカチやテーブルセンター、コースターといった小物から屏風や着物まで様々なものに施されます。
スタジオにも小物作品や着物の写真を見せていただきましたが、絹の着物の絵柄は細やかで、色も上品で美しくまさに計算し尽された大作でした。
そして驚いたのは学生時代の2年間を作家さんの下で学んだ後は、今に至るまでずっと独学で作品制作に取り組まれてきたということです。型絵染の仕事場を探しもとめて福山市に移住し30年。自然豊かな環境と地域の方の人柄すべてが山城さんの作家としての技術と心、そして作品を育ててくれました。広島だったからこそ続けられたとも話してくださいました。
山城さんは技術の向上や作品作りにとらわれるだけでなく、もち粉や大豆の汁など使われる材料から昔の人達の生活の知恵、先人の賢明さを感じながら制作され、そんな日本文化への敬意ある想いが作品へ大きく反映されているのかもしれません。作家として、また日本の伝統を繋いでいく伝承者としての道はこれからも続いていきます。

2016年7月 1日
7月1日 七宝作家 菅坂安子さん

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「ヒロシマウィメンズハーモニー」記念すべき700回目のゲストは七宝作家の菅坂安子さん。また番組放送日7月1日は菅坂さんのお誕生日でもあり、700回の7、七宝の7、7月の7とトリプルセブン、まさに不思議なご縁も感じられ、番組も賑やかに始まりました。
菅坂さんは日本工芸会の正会員として日本伝統工芸展にも数多く出品され2009年の初入選以来ほぼ毎年入選を重ねられています。「七宝」とは伝統工芸技法のひとつで金属製の下地の上に釉薬をのせたものを800度前後の高温で焼成したもの。その色彩はとても美しく、アクセサリーや小物、花器など様々な物の施されています。
菅坂さんが七宝に出会ったのは40年以上前。京都旅行の途中、京七宝の小さなアクセサリーを見つけられました。その可愛いくも美しい七宝に魅かれて制作を始められ、京都の伝統工芸作家の教室に月に2回1泊で5年間通い学ばれました。帰りの新幹線の中では焼成した作品がひび割れるピン、ピンという音を聞くたびに悔しく、悲しい気持ちになることもあったそうです。
その後も諦めることなくひた向きに作品製作に取り組まれた結果、3年目を迎えた頃にはみごとに完成するようになり七宝作家としての光を見出されました。
菅坂さんの作品には常にテーマがあり、日常五感から得た情報を作品に反映させていきます。旅に出れば大好きな海辺に宿をとり、窓から見える海や波、風、空、雲など自然の織り成す美しい景色からイメージを作りあげます。
作家として技術的なものは誰もがクリア出来ているもの。高得点も好評価もいただけるものですが、目標は人を感動させられるキラリと光る作品を完成させることと制作意欲は尽きることがありません。
明るい笑顔と気さくな人柄の裏側に垣間見られる作家としての強い信念。七宝というひとつの事を貫くことの厳しさと、その七宝に出会えた喜びが菅坂さんの人生により一層の彩を与えているように感じられました。

2016年6月29日
7月のゲスト

7月1日 七宝作家 菅坂安子さん
     人生は楽しい趣味を持つこと


7月8日 染色型絵染め 山城直子さん
     日々の生活に作品つくりのヒントが


7月15日 映画館勤務 桑原由貴さん
     映画は心のサプリメント


7月22日 子供職業ナビゲーター 奥 貴美子さん
     自分らしく生きる自己理解を


7月29日 写真家 石河真理さん
     ギャラリー交差点で文化の交流を

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