物々交換? いえいえ、思いを介した本の『ブクブク交換』です。

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うぅ〜ん、蒸し暑い...。こんな日は早めに仕事を切り上げ、川風が気持ち良い木陰のカフェで泡(スパークリングワイン、欲を言えばシャンパン)を一杯、爽やかに----------。なんて、オトナな夕涼みを所望したくなります。そんなマドモアゼル&ムッシューの願いを叶えられるのが、広島市中区京橋川沿いの緑地エリア。一画にあるパティスリーカフェ「ムッシムパネン」にて行われた『ブクブク交換』なるイベントを、今回はご紹介します。
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「ブクブク」と言っても、こちらは泡ではありません。ブク=BOOKです。
『ブクブク交換』とは、テリー植田さんという仕掛人が発案した本の交換会のこと。昨年スタートしたばかりなのに、あっという間に全国に広がり、今では海を飛び越えてL.A.やフィレンツェでも開催されるほどに。参加はどなたでもOK。あらかじめ設定された3つのテーマに沿って、各自1〜3冊の本を持ち寄ります。そこにはオススメコメントを添えたり名刺を挟んでいるので、誰がどんな解釈や思い出を持ってその本を選んだのかが分かります。さらにプレゼンタイムもあるので、参加者が披露するエピソードやパーソナリティも楽しめます。本好きさんはもちろん、年に数冊しか手に取らない人でも参加しやすいエンターテイメントなのです。

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 それに、本を読み終えたからといって処分するのではなく、その本を必要とする人の手に渡っていくサイクルは、1つのECOアクション。古本屋さんやフリマと違うのは、お金を介さずに思いを介するという点です。交換会のためにチョイスした理由、みんなに伝えたい本の魅力、それを読んでみたいという好奇心。これらの思いがあるからこそ、その本はもっと大事にされていくのだろうと思います。
 
 
 
 
 今回の会を開いたのは、Over30の広島女子で構成されるコミュニティサイト「COAKI(コアキ)」のメンバー。会場はパティスリーカフェということで、好みのスイーツとドリンクが楽しさを増します。開催日は、自家農園を持つ「ムッシムパネン」ならではの、さくらんぼのエクレアやあんずのジュレなどがショーケースに。ドリンクメニューには、摘み取ったばかりのミントをたっぷり使うモヒートというカクテルも登場しました。文筆家・ヘミングウェイが愛した、読書家にはたまらない一杯です。
 

book4.jpgbook5.jpg参加者16名の本が並ぶと、いよいよプレゼンがスタート。この日のテーマは「涼」「青春」「止まらない」でした。昔懐かしいカラーひよこの話、パトリス・ジュリアンはずっと青春してる男子だと思う話、涼しく過ごすなら朝4時起きを勧める話など、本のタイトルや内容から話がドンドン広がります。
 ひととおり全員がプレゼンを終えた後には、気になる本を持っている人とのざっくばらんな交換タイム。ここで、さらに本の面白さを教えてもらったり、持ち主との意外な共通点で話が広がったり。本という1つのキッカケで、物を大切にすることと、人と人が出会うことという、2つの温もりが生まれていました。
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 さて、企画力・実行力・人間力にあふれた「COAKI」のステキな女性方は、8月28日(日)に東北復興支援のためのグルメイベント『COAKI YATAI』を予定しています。東北のお酒や食材も楽しめるようですよ。
 また、月に1回のペースでチャリティフリマも開催。こちらも収益は復興支援のために寄付されるそうです。

イベントの詳細や参加方法は、こちらのサイトをチェック。
 
 

■COAKI http://coaki.jp/hiroshima/
 ECOな面も持ちながら、良い感じに肩の力の抜けた楽しみ方ができる。そんなオトナスタイルが、ECOガールズのステキな見本となりそうです!