
広島のブックラバーたちにグッドニュース到着! 2001年にアメリカで始まった本に旅をさせる「ブッククロッシング」という活動を知っていますか? 2006年に日本でも本格スタートした活動の代表者が、実は広島市民!との情報をキャッチし、さっそく指定された広島市中区大手町にある「Cafe paco」で待ち合わせ。大量の本を手に嬉々とした笑顔が輝く財津将斗さんに、この活動の仕組みや醍醐味をヒアリングしました。
「ブッククロッシング」とは、読み終わった本にシリアルナンバーを付けたステッカーを張り、カフェなどの本棚を利用したブッククロッシングゾーンに置いて、その本を気に行った人が自由に持ち帰るというもの。読み終わった後は、ブッククロッシングゾーンに置いたり、友達に渡して、どんどん本に旅をさせます。もし、その本を手放したくないほど惚れ込めば、本の旅は終了。ずっと手元に置いて、本と共に日々を過ごすこともOK! また、「ブッククロッシング」のホームページにアクセスして、本のシリアルナンバーを入れれば、本が辿った旅の過程や、今までの読み手の感想がズラリ。本好き垂涎必至のシステムは、1人で楽しむこれまでの読書のイメージを180度変えるかもしれませんね。
現在、日本での会員は約4300名、ブッククロッシングゾーンは約200ヵ所。広島では、約160人が参加。「Cafe paco」や広島市中区十日市町の音楽喫茶「ヲルガン座」など、約30ヵ所のブッククロッシングゾーンで、本が旅立ちを待っている模様。
財津さんは、「全ての作業が無料でできて、返却日も不定という手軽さが魅力。自身の経験談から言うと、リリースした洋書本がアメリカに渡っていることが判明して驚きました。その人とは、一生出合うことはないけれど、どこかで繋がった感じがしますね」と、にっこり。この活動がエコに貢献していると思いますか?…との質問には、「楽しく活動をしていたら、それがリユースというキーワードのエコだったという感覚ですね」と、とても冷静に話しを進めます。そして、「実は、本を捨てるのは忍びないという人が、この活動に参加してくれることも多いですよ」と教えてくれました。
また、今後はイベントも計画中。5月16日(土)、17日(日)には、広島市中区袋町の「まちづくり市民交流プラザ」で行われる「平成21年度 まちづくり市民交流フェスタ」にて、「ブッククロッシング」の紹介や、一箱古本市を開催。現在、一箱古本市の出店者も募集中とか。「出店料は無料。段ボールやキャリーバッグの中に古本を詰めて、自分だけの古本屋さんを開店する気持ちで参加してください」と、財津さんは呼びかけます。
そして、11月7日(土)、8日(日)には、広島市内中心にて「お好み本ひろしま2009」と題した本好きのためのビッグイベントも企画中。こちらでは、一箱古本市をメインに、好きな本について語り合う「カタリベカフェ」や市内電車を貸し切ったイベントを練っているのだとか。
なんだか、広島の街全体に本が行き交うイメージを勝手に想像して、エコハンターも頭の中が興奮気味。今まで集めた大切な本に旅をさせようかな?と思いました。
問い合わせ先:ブッククロッシング・ジャパン本部082-822-4816
※ブッククロッシングゾーンは、Cafe paco(広島市中区大手町3-8-3今井ビル2F/082-247-0645)、ヲルガン座(広島市中区十日市町1-4-32森本ビル2F/082-295-1553)などにあり、ブッククロッシング・ジャパンのホームページ上でも確認できます。