今週のChat&Drive。
出発前にはフリード・ハイブリッドに興味津々!!
サンモール・ライブ・オン・レディオのナベくんが遊びに来てくれました。
さて今週お迎えしたゲストは、広島県で唯一の花火製造販売会社
牛尾煙火製造所の4代目 牛尾彰彦さん。
牛尾煙火製造所では、今月28日(土)に開催される
"2012広島みなと夢花火大会"や"第35回呉海上花火大会"など
県内の様々な花火大会やお祭りで使われる花火の製造を
手掛けていらっしゃいます。
牛尾煙火製造所の"煙火(えんか)"という言葉ですが、
一般に言うところの"花火"は、火薬取締法では"煙火"と呼ばれているそうです。
花火の中身は基本的に火薬。花火の製造や打揚げには、火薬の取り扱いや
保存方法など厳しい規則があります。
花火は3号、4号、5号・・・など大きさにいくつか種類があり、
各号数に応じて"保安距離"というものが定められています。
例えば5号玉だと、上空で開いた時の直径が150mほどに広がりますが、
花火を安全に見るために打揚げ場所から180mの保安距離を
確保しなければならないという広島県の規定があるということです。
そんなお話しを伺いながら向った先は、熊野町平谷。
こちらに牛尾煙火製造所の花火工場があります。
こちらは資材置き場。打揚げ用の筒が並んでいました。
牛尾さんの隣にある巨大な筒は10号玉=1尺玉の筒。
玉自体の直径が30cm、上空で開いた時の直径はなんと280mにも
なるビッグサイズです!!
資材置き場から少し離れた場所に工場があります。
工場の門をくぐると・・・
運命の分かれ道、、、のような矢印が。
いざ危険区域に進んでみると、
ほんのり火薬のにおいが漂ってきました。
工場内の各作業場はたくさんの防火壁で仕切られていて
それぞれある程度距離が置かれています。
これも火薬取締法で"保安距離"という規則があるということ。
まるで迷路のアトラクションのような作りでした。
さらに進んでいくと無数の黒い物体を発見!
これは"掛け星"と呼ばれる、花火の光の素。
水で練った火薬を丸めて作ります。いまは天日干しにしている状態。
見かけは真っ黒ですが、燃焼すると赤・緑・青・黄・・・など鮮やかな色に変身します!
こちらは先ほどの掛け星を詰めた"玉"です。
たくさんの玉ねぎが並んでいるようでした。
よく見ると玉ねぎのへた部分に赤いラインがありました。
この花火は赤色に光るということです。
工場内にはたくさんの作業場があり、作業を分担して
花火を完成させます。
こちらは玉の周りにクラフト紙を巻き付ける作業。
もの凄いスピードでくるくる巻かれていきます。
まさに熟練の技でした!
並べる作業だけ庄司アニキも少しお手伝い。
ラストは牛尾さんと記念写真♪
花火シーズン到来!
この夏はぜひ花火大会を楽しんで下さい♪
Chat&Drive,来週はフマキラー株式会社
開発本部の山本和則さんをお迎えします。
来週もお楽しみに!